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田口淳一院長の研究がFOOD STYLE21(2022年3月号)に掲載されました

FOOD STYLE21(食品化学新聞社)2022年3月号(Vol.26 No.3)にて、当クリニック院長 田口淳一医師の研究「高齢者介護施設入居者に対するプラズマローゲン(PL)顆粒の認知機能の改善効果の検討」が掲載されました。

【研究名】

高齢者介護施設入居者に対するプラズマローゲン(PL)顆粒の認知機能の改善効果の検討
‐ 一重盲検ランダム化クロスオーバー比較試験 ‐

本研究は、嚥下困難のために従来の「プラズマローゲン」(カプセル/ソフトカプセル)が摂取できない高齢者を対象として、プラズマローゲン顆粒を使用し認知症の中核症状及び、睡眠の質への影響を確認するために臨床試験を実施。下記の結果が認められました。

    • 90 歳以上の超高齢者が多いグループにおいても「プラズマローゲン」顆粒服用により、検査項目 1.「ブレインパフォーマンス(脳の健康度)のセルフチェック」の「集中力①脳の反応速度、②注意力」および、「④直前(短期)記憶」の有意な向上が認められた。

>>本研究について詳しくはプレスリリースをご覧ください
https://www.amcare.co.jp/news/uploads/PR_release_plasmalogen_amc210628.pdf

プラズマローゲンとは
プラズマローゲン(PL)は、抗酸化作用を持った脂質の中のグリセリン脂質の一種で、神経系、免疫系、循環器系には豊富に存在し、成人脳内の白質・灰白質の脳神経細胞のリン脂質の50%を構成しています。アルツハイマー病の患者には血中PLが減少し、また高齢者では若年者に比べて血中PLが約40%減少していたとも報告されています。