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AI診療推進に向けた当院の方針について

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-皆様へのご協力のお願い-

今、「AI」という言葉を耳にされることが多いと思います。AIはArtificial Intelligence (人工知能)という略語で使用されてきましたが、最近はAugmented Intelligence(人を補強する知性)として理解されるようになってきました。

医療の分野では、X線やCT検査などの画像診断の補助、病理組織検査の診断補助、皮膚所見や眼底所見の診断補助、リアルタイム内視鏡画像診断補助、診療データの解釈や結果の予測に研究され、臨床応用の段階に入ってまいりました。

当施設では、診療精度・信頼性の向上、医療サービス全体の改善のために、当施設倫理委員会の審査・承認を受けたうえで、医療現場で積極的に利用できる様々なAIの更なる精度向上に協力し、完成した際には早期に導入したいと考えております。

そのために、AIの精度向上のために、条件に合致する方の症例を無作為に選び、個人を特定しない形で診療データを蓄積させていただきます。プライバシーは完全に保護され、診療上の不利な状況は発生いたしません。なお、AI研究そのものに不安などをお持ちの方は、希望されない旨をお申し出ください。このお申し出により診療上不利になることは一切ございませんので、ご遠慮なくお申し出いただければ幸いでございます。

上記の内容をぜひご理解のうえ、医療の質と安全性の向上のためにご協力をお願いする次第でございます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

東京ミッドタウンクリニック
院長 田口淳一