学術業績

第69回日本手外科学会学術集会の学術講演会にて、平瀬雄一医師が講演されました

2026年4月9日(木)開催の第69回日本手外科学会学術集会にて、東京ミッドタウンクリニック 手外科の平瀬雄一医師が講演を行いました。

講演では、『ブシャール結節に対する人工関節破損をどうとらえるか』をテーマに、ブシャール結節に対するシリコンインプラント人工関節置換術の長期成績について報告しました。
これまでに1,123指に対して手術を行い、そのうち術後3年以上経過観察が可能であった93症例138指を対象に検討を実施。
AVANTAとINTEGRAの2種類のインプラントを比較した結果、INTEGRAは可動域が約8〜10度良好である一方、X線上の推定破損率は高い傾向が認められました。
しかし、再置換率はいずれも4.35%で差はなく、人工関節に破損所見が認められても、機能的に良好な状態が保たれている場合には、再置換を必要としない症例が多いことが示されました。
本講演では、画像所見のみならず、実際の機能や患者満足度を含めて人工関節の状態を評価する重要性について考察しました。

また、『示指のBouchard結節に対して人工関節置換術を行った症例の検討』についても、岩城勝彦医師、金東卓幸医師、作業療法士の竹田絵理子氏と共同で発表を行いました。
本発表では、示指Bouchard結節に対して人工関節置換術を施行した症例について検討し、可動域の拡大、疼痛軽減、巧緻動作改善を目的とした治療成績を報告しています。
また、近位指節間(PIP)関節に使用される各種人工関節(AVANTA、Swanson、Integra、T-Pac、VIAIS、DASH)の特徴や適応について考察し、AVANTAはPIP関節、VIAISは母指CM関節において良好な適応を認めたことを報告しました。

※当ページの内容は「2026年6月22日」時点の情報です。